2012年6月2日土曜日

目の前を漂う綿

打ち合わせをしているとフワフワ漂う綿が目の前を横切る。

ゆっくり手を広げ、一気につかむ。

そして、いるかな?と思いながらそろりそろりと手を広げていく。
そこには何の痕跡も無い普通の手のひら。
あれ?と思って見てみると、横でフワフワしている綿。

そして気づくのは、ついこの前も同じ状況で、
同じ事をやって、次こそは一気に握るのではなくて、
ゆっくり手を閉じて、綿が手のひらに着地するようにしよう。
と心に決めたのになぜ同じ間違いを・・・ということ。

次こそは・・・と再度思うが、
同じ状況が訪れるチャンスは、
あと人生において一体どのくらいの回数だろうと想像すると、
そんなに多くはないのでは?
と逃した機会の大きさが悔やまれる昼さがり。

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