2011年9月30日金曜日

21世紀は「都市(シティ)」の時代

元デンバー市長であるウェリントン・ウェッブ氏の言葉

「19世紀は帝国、20世紀は国家、21世紀は都市(シティ)の時代」

恐らく本当にそうなるであろう。ネットの出現により時間の距離の意味を変容した現代社会においては、国家の繁栄がそのまま国内の繁栄を意味するのではなく、都市レベルでの格差、勝ち組負け組がはっきりし、人口を失う都市。衰退する都市。消滅する都市。新しい価値を生み出す都市。若者をひきつける都市。新しい都市の在り方を作り出す都市など、様々な多様性が都市の中に現われてくることだろう。

その大きな変動の中で、建築家として未来に繋がる価値のある都市づくりに少しでも寄与できればと思わずにいられない。

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