ギラギラした日差しが照りつける、向日葵(ひまわり)畑で麦藁帽子に虫取り網で駆け回る子供たち。そんな夏の代名詞でもある向日葵。その名の由来は、花が太陽の方向を追うようにして動くことからきているという。
その性質から多くの向日葵が同じ方向を向く姿は、なんとも可愛らしい風景を作り出し、多くの人から愛されている。ちなみにこの性質は成長が著しい若い時期だけのものであるといい、花が完全に開いた花では東を向いたままとなるようである。
小さなころ、家の近くにあった油脂製造会社でも扱っていたヒマワリ油も、この向日葵の種を搾油し作られる。その工場から漂っていた独特の匂いも、この向日葵の一つの印象として、夏に咲き誇る向日葵の姿を見るたびに思い出すことになる。
すくっとたちあがり、燦燦と日を浴びる向日葵の花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」。やはり太陽に向けて成長する姿や、その凛々しい姿から来ているのだろと想像する。
その名称は日本中に多くあるが、やはり一面に広がる向日葵畑となると、北海道や山梨などがよく知られているようである。
ヒマワリの名所・花の名所案内
夏には必ず向日葵に囲まれてその花々が顔を向ける太陽の恵みに想いを馳せる、そんな時間を持ちたいものである。
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