2016年2月11日木曜日

宇佐神宮(うさじんぐう、豊前国一宮) 725年 ★★★★


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所在地  大分県宇佐市南宇佐2859
主祭神  一之御殿:八幡大神 (はちまんおおかみ)
     二之御殿:比売大神 (ひめのおおかみ)
     三之御殿:神功皇后 (じんぐうこうごう) 
社格   式内社(名神大3社)・豊前国一宮・旧官幣大社・勅祭社・総本社
本殿の様式 八幡造
別名  宇佐八幡・宇佐八幡宮
創建  (伝)第12代景行天皇41年
機能  寺社
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日本三大八幡宮(宇佐神宮・石清水八幡宮・筥崎宮)
八幡宮総本社
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「思わぬところで山登りをさせられた」と随分ご立腹の妻の機嫌をなだめる為に、仲見世通り名物だという「ねぎ焼き」でまずは遅めのランチを取り、少し体力が回復したところで「今度はそれほど長くあるかない(と思う・・・)」となんとか励まして鳥居に向かうのが宇佐神宮(うさじんぐう)。

恐らく、「知っている神社を10挙げろ」と言われたら、間違いなく出てくるであろうこの神社 。豊前国の一宮であり、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社でもあり、「神宮」の名からも天皇家由来の神社であることが分かる。

石清水八幡宮や筥崎宮とともに日本三大八幡宮の一つとして数えられ、二拝四拍手一拝を作法とした独特の参拝方法でも知られている。

境内は非常にゆったりしており、広く取られた参道の左右には、距離を置いてこんもりとした森が広がっており、伊勢神宮、明治神宮、熱田神宮よりも明るい雰囲気のする境内のあちこちには、様々な摂末社が立ち並ぶ。

「意外と長いな・・・」と思いながら先を進むと、左右の森が迫ってきて、参道が少々暗くなってきたところに三叉路が現れ、目の前に鳥居が二つ見えてくる。左に進むのが国家の神としての「上宮」への鳥居。右に進むのが民衆の神としての「下宮」への鳥居となっている。

まずは左にへと進むと、地形の起伏に沿うようにして、徐々にせりあがるようにして前方に斜めに見えてくる拝殿が視界に入ってくる。三つ並ぶ拝殿の先にご神木の大楠が見え、朱色の拝殿が澄み切った青空に見事に映えている整った風景。拝殿の向かいの開口部からは、遥かに見える奥宮である大元神社がフレームで切り取られている。あそこまで登ったと思うと感慨深く、こちらかも改めて手を合わせる。

参道を戻り、若宮神社を左に曲がり今度は「下宮」へと参拝する。こちらはより森が迫り「上宮」よりやや暗い雰囲気で拝殿の高さも控えめとなっている。同じく三つ並ぶ拝殿にそれぞれ手を合わせ、すがすがしい気分で参道を戻ることにする。






仲見世通り
名物・ねぎ焼き

神橋
寄藻川(よりもがわ)

大鳥居(二ノ鳥居)














ご神木(大楠)


大元神社



若宮神社





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