2014年1月6日月曜日

ギャップ・イヤー

「ギャップ・イヤー」

イギリスで生活をしていると良く耳にする言葉であるが、通常高校卒業から大学入学までの期間を言う。その期間に、大学では出来ないボランティアや旅行などの経験をするのに使われる時間であるが、太陽暦を使う国で育ち、太陰暦を使う国で生活していると、元旦から中華新年までの約1ヶ月の時間が、なんともちゅうぶらりんな期間として現れる。

新年を迎えたはずなのに、また新年がやってくる。
まさにギャップ・イヤーの時間。

ということは、ある意味巳年がまだ継続中ということで、終わっていない木彫りに対して言い訳として使用する事にする。

「一年という長いスパンで取り組む」なんて言いながらぜんぜん進んでないじゃない?と嫌味たっぷりに聞いてくる妻。

「うんこまだ彫らないの?」

といってくるので、「ギャップ・イヤーで終わらせますから」と強がってみるが、あと一ヶ月・・・。必死に蛇を木の塊から解放してやらないといけないかと頭を抱えて彫刻刀を手にする。

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