2010年5月17日月曜日

「国家の品格」 藤原正彦 新潮新書 2005 ★





















「一つの言語で10割の力がないと人間としてまともな思考ができない」

パソコンのブラインド・タッチができたり、英語が流暢に喋れるよりも、

夏目漱石の「こころ」の先生の自殺と三島由紀夫の自決に関係性や、
縄文土器と弥生土器の違い、
元寇の二回の違い、

とは言わないまでも、

しっかり伝える内容を養う為に、国語の教育が重要だという著者。

小学生にはしっかりと、国語、数学、理科を教え、
読書を通しての「情緒」や「形」を重んじた日本型文明の可能性を主張する。

確かに。

以上。
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「カンタベリー物語」
「大破局 フィアスコ」 F.パートノイ
「虫の演奏者」 ラフカディオ・カーン
「武士道」 新渡戸稲造の
「武士の家計簿」 礒田道史
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