2012年4月5日木曜日

欢迎光临


何年ぶりかに購入した片道キップの為になのか、選んだ中国東方航空はなぜか上海経由便になり、入国審査は上海で受けて、預け荷物は取り出さずに同じ便に乗り込み北京に向かう。そんなことをしているので、早朝に家を出てはいいものの、夕方の北京到着時にはクタクタに。

せめて少しでも早く新しい家で荷物のアンパックして落ち着きたいという淡い願いは、吐き出される荷物を取り上げた瞬間にもろくも壊される。

この1月に友人の結婚式で行ったハワイで、唯一の買い物であったリモアのトランク。どうやったらこうできるのか?と思うほどに角が凹んでいる。メーカーもさすがにこれは想定してないだろうと思えるくらいの力が加えられたのだろう。

荷物の積み込みでこんだけ一転に力がかかるということは、さてはこれだけ重い荷物を投げたな・・・?などと、怒りを通り越して少々感心しながらさっそく近くにいた航空会社職員の女性にクレーム。

「あらら・・・」

なんて、完全に人事のような体で「保険は入ってます?」などと最初から自分たちの責任には言及せず・・・とりあえずオフィスまで行って手続きをすることにするが、返ってくるのは200元の現金しか払えないと。

さすがにそれは無いだろうと、いくらで買ってどれくらい使用していたかなど、とうとうと伝えるがひたすらにオウム返し。外では車で迎えに来てくれているオフィスのスタッフも待たせているはずなので、とにかく一度その職員と一緒に外にでて、中国人であるスタッフと詳しい交渉をしてもらうことに。

ゲートからでると、遠くで手を振って待ってくれているスタッフ。

「回来了」

と迎えてくれる彼に対し、

「ありがとう。出てくるのが遅れて悪いね。実は・・・・」などと早速事情の説明。

200元はないでしょう。とさっそく交渉を引き継いでもらう。あーだこーだ言っていたら、300元ではどうでしょう?と来るので、とにかく同じ商品に代えてもらうかしっかり修理をするか、それとも購入金額の保証のどれかだろうと一歩も引かないでいると、マネージャーの様な人も出てきて、とりあえず修理が可能か確認するので後日再度連絡しますとのことに。

とにかく如何にも中国らしい出迎えを受けることになりながらも無事に北京到着。

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