2012年11月8日木曜日

太宰府天満宮 919 ★★★



一年検査を終え、半日空いた時間を過ごすために熊本から九州道を北に飛ばして向かったのは大宰府。

恐らく日本で「行きたい寺社仏閣は?」というアンケートを取ったら、10位くらいには入ってくるくらい有名なのに、そのロケーションからなかなか手が出ないでいた意外と来る機会の少ないメジャー選手とういところか。

学問の神様と知られる菅原道真がその死後、天神(天満大自在天神)として崇められるようになり、その霊廟として建立(919)された大宰府天満宮は全国の天満宮の総本社として、数多くの人の参拝地となっている。

近代に入っての都市化の中心地からは外れた場所にあるために、街全体として横に広がる田園風景との融合を残しながら、建物も広々とゆったりとした雰囲気を醸し出し、おおらかな平安の風景を残しているかのようである。

「情報の歴史」を開いてみると、ほぼ同時期にヨーロッパで建てられたのがクリュニー修道院だという。この構成ならば、平安も世界に負けてないなと嬉しくなって参拝する。




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