年内最後の祝日・天皇誕生日。
冬至で太陽の力が一番弱まって、再度エネルギーが上昇する一日目というのも奇遇だが、こんな日に仕事をするのは持っての外で、友人や家族と一年を振り返り、残り少ない年の瀬に想いを馳せ、そして少しだけでも参賀の気分に浸ること。そんな過ごし方が正しい気がする。
というわけで、日課のランニングがてらというわけではないが、大量の参賀客に紛れ込んで、桜田門より皇居へ入り、時期が時期なだけに恐らく通常よりも厳重だと思われるボディチェックを潜り抜け、年に二回、正月2日とこの天皇誕生日だけ皇居内に入ることができる一般参賀に参加する。
正門の二重橋からぐるりとまわって宮殿正面にて、天皇・皇后両陛下、皇太子殿下と雅子様、そして秋篠宮殿下と紀子様、眞子様の皇室メンバーに旗を振り、天皇陛下の挨拶を聞く。「心の重い年だった」という言葉に、2011の一年を思い返す。
坂下門に流れる人ごみをすり抜けて、寒空の下、完全に冷え切った身体に鞭を入れ、残りの5キロのランニングを再開する年の瀬。
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