2011年12月8日木曜日

一日の捉え方

建築という結果の出るまで相当長い年月のかかる世界に身をおいていると、数ヶ月や一年というスパンでモノを考えてはいられず、同じく結果に喜んだり悲しんだりもできず、もっと長く大きな流れを見ながら日々を過ごす事となる。

そうなると逆に、一日というのを自分なりにどう掴むかがまた難しい。
忙しい日もあれば、逆にまったくやるべきことがないなんていう日も少なくは無い。

そんな時に、一日を仕事とそれ以外と二元論的に掴もうとするのではなく、もっと根源の活動として細分化して、その活動をしっかりこなす事、その結果が一日であって欲しいと切に願う。

その活動というのは、

学ぶ
考える
作る
走る
食べる
寝る
読む
教える
話す
書く
調べる
描く

そういうものだと思う。

それぞれを30分でもいいし、何時間でもいい。この仕事を終わらせなければと思うのではなく、今自分は学んでいるのだ、考えているのだと想いながら時間を過ごして今日を終えたいとなんとなく思いながら走る。

それが日常となれば、忙しい時は当たり前の様に、そして忙しく無い時にこそ規則正しい活動を続けることができる気がする。

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