あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り
女兄弟がいなかったもので、雛祭りもあまり身近なものではなかったが、親友の娘が桃の節句に生まれたからといって、「ひなの」と名づけられ、しかも尋常じゃないほど懐かれてるとなると、流石に3・3にもいろいろ思うことがあるようになり、重ねた歳の多さを実感する。
川中島の決戦を前にし、妻女山の陣内で一枝の菊を愛でながら重陽の節句を祝った謙信のように、これは桃の一枝でも送ってあげないとと探してはみるが、さすがにこの寒さではまだ蕾を開けというのは酷なもので、代わりになにか絵本でも探そうかなと軌道修正。
紙の雛人形を海に流すことはできないが、家で四苦八苦して作ってもらった春らしい五目ずしと蛤の潮汁を味わいながら、桃の代わりに桜を愛でて節句を祝うことにする。
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