2011年3月1日火曜日

現代のインフラ

人生の中で不意に訪れる引越。それに伴うインフラの整備。

電気・ガス・水道の開通やらなにかしら煩わしいことが多いが、無いと困るものであるから、文句を呑み込み手続きを行う。無いと困るというのがインフラならば、現代社会においてはネット環境も含まれてしかりとなるだろう。

しかし、毎月・毎年必ず行うものでない限り、引越の頻度よりも圧倒的にネット環境の変化の速度が先を行き、プロバイダーと回線会社の組み合わせやら、なんだか分からない機器をレンタルするのやら、フレッツやらネクストやら、契約時はこの内容でしてもらい、明日にでも解約の電話を入れてもらえればお得やらと、アナログ時代のコードのように頭の中は絡み合うばかり。

説明を受けているその場では、確かに納得できていたはずなのに、家に帰り次の日になると、どれがどれだかよく分からずに、結局不必要なものは全部やめて、自分で無線LANルーターを買いに行くことに。

CDロム入れて、exeしたら一発でかんたん設定、みたいなのを期待していたが、あれやこれやと指示に従った末、アクセスキーだかセキュリティーキーだか説明書にない文字が表示されてギブアップ。翌日、数十分待たされてオペレーターに指示を仰いでなんとかコードレスの世界に。

スマートフォンの電波状態が悪くても、ネットはサクサク来ることに感動し、10万を切る時代に入ったノートパソコンを手に持って、隅々でも電波の切れが無いことを確認する。

これで、場所を選ばず自由にあれこれやれるなと思いを馳せながら、天然資源に頼らない新たなインフラのネット環境は、必然として無料に収束するのは時間の問題で、一刻も早く孫さんの「光の道」革命が利権を超えて成し遂げられるのを応援する。

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