2011年6月5日日曜日

グーグル・カレンダーの検索能力

読書メモも、仕事の予定も、見てきた建築の感想も、とにかくグーグル・カレンダーに一元的に保存していると、他のシステム同様の検索能力を期待して、「あの本の感想は、どこにあったかな・・・」とカレンダーの検索をしてみるが、トンチンカンな結果がでてしまう。

ウェブで調べてみると、やはり多数の同様の書き込みがなされてはいるが、根本的な解決にはなっていないようである。

検索が上手いこと機能しないことと、グーグル・カレンダーでクラウド的にライフ・ログを貯めていくこと、その両方を天秤にかけて、例えば別の方式を探し出すのも手なのかもしれないが、現代の巨人がこのような問題を解決するのは時間の問題だという信頼感で不自由を許容する現在。

つまり何が問題か?

それは、信頼と安心。

グーグルという大手かつ先駆者なら、ボトムアップ的に問題を吸い上げ、解決していくという青図が描けるという信頼感。

では、建築家の職に対しての信頼感とは何か?

この人に頼んでおけば、必ず最後は自分にとって良いものを、自分の現状を把握していて、現実的な金額で折り合いをつけてくれる、不足する経験を補うだけの心遣いとその美学に信頼をおいて任せることができ、それによって得られる安心感。それに尽きると思う。

「信頼される建築家になれるか」、なんて本ではないが、建築家の先生が言ってることだから間違いない、と盲信されるよりも、迷ったらあの建築家が良いと言ったものにしておこう、と信頼されることの方がよっぽど大切だと思いながら、見つからない昔の読書メモをひたすら追いかける・・・

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