シルバーウィークを利用して、現地で働く彼女を訪ねてメキシコまで足を伸ばしてきた。仕事のついででなくて行く海外旅行はほんとに何年ぶりだろうか、と思いながらもほんとに楽しい時間になった。
メキシコ・シティではイギリスの大学院時代のクラスメートが合流してくれ、まるまる二日間、こちらの出したかなり無茶なリストをこなすために、車であっちこっちにつれまわしてくれ、お陰で遺跡も建築もルチャリブレも漏れなく堪能することができた。ほんとに感謝。
メキシコ・シティではバラガン、キャンデラ、オゴルマンを中心に現代を見て、どうしても見たかったホセ・ヴァスコンセロス図書館に行くことができて、数少ないメキシコ近代建築を見れてすっかり満足してしまった。本の物量との出会いに、このような方法があったのかと非常に感動し、マイ・ベスト・図書館ランキングのトップ10にランクイン。
ちなみにメキシコ・シティで見てきたのは、
バラガン邸、ヒラルディ邸、カプチーナス修道院(共にルイス・バラガン)
ラ・メダージャ・ミラグロッサ教会、地下鉄「キャンデラリア」駅、San José del Altillo、サンタモニカ教会(共にフェリックス・キャンデラ)
カーロとリベラの家(フアン・オゴルマン)
ホセ・ヴァスコンセロス図書館
メキシコ国立自治大学(UNAM)
国立人類学博物館
メトロポリタン・カテドラル
はやりバラガンが圧倒的に愉しめた。全ての空間が他の何かの要素との関係性で成り立っていて、時間と共に常に異なる風景が建物の中に充満している、そんな印象だった。
そして最終日に、現地の友達の友達の彼氏になぜか付き添ってもらい、アリーナ・メヒコにてルチャリブレ観戦。ミル・マスカラスはいないが、ダンプ松本みたいな悪玉女子プロがダイブすると、会場全体が飛び上がりといった、とても分かりやすいショーを、ビール片手にとても汚い言葉をかけながら楽しむ姿は、「ああ、ドリフなんだな」と、なんだか納得しながら楽しんできた。
そんな分けでルチャリブレの写真を一枚。。
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