2025年7月23日水曜日

獅子座(Leo,レオ, 獅子宮,火) 7月23日~8月22日

 

                                    夏の極みである夏至と共に始まった蟹座の一か月。
                ローランギャロスの悔しさを糧に、しっかりと対策をとってきたシナーが、
            決勝の舞台で アルカラスを圧倒し、初のウインブルドンのタイトルを獲得した。
                                    フォーマットを変えたクラブ・ワールドカップでは、
                                           CLを圧勝したPSGが順当に決勝に勝ち進むも、
                                チームの変革が進みつつあるチェルシーに圧倒されるなど、
                既に次のシーズンに向けて様々なものが動き出していると感じさせられた。
                    獅子座の季節が始まると、地方予選から一気に甲子園へと熱が向く。
                            今年は夏はその先に繋がるような過ごし方をしたいと願う。
 




 

2025年7月22日火曜日

大暑 ( たいしょ 二十四節気の12番目)

 


                                                           鉄道網が世界を覆う前は、
                                        多くの人類が海を経て違う都市へと移動していた。
                                            海からアプローチする都市がどんなものか、
                               そんなことを海の上で考えることになった今年の小暑の季節。
                                                360度見える海の上で眺める夕日や満月は、
                                                    なんだか特別なものに感じるのと同時、
                                                陸が見えた時の安心感もまた格別であった。
                                             夜空に咲く花火をイメージした大暑の木彫り。
                                                 今年はまた違った夏の祭りを体験しよう。



 





2025年7月7日月曜日

小暑 (しょうしょ 二十四節気の11番目)

 

観測史上最速の梅雨明け宣言を経験した今年の夏至の季節。
驚くほど遅くなった日の入りと共に、
昼間は毎年更新されるような暑さに苦しまれながらも、
地球と太陽の関係性は、確実に冬に向かって進んでいく。
窓辺に掛ける風鈴をイメージした小暑の木彫り。
チリンチリンと涼し気な音に、
ピークを過ぎた季節の移り変わりを感じる二週間にしたいものである。 





七夕(しちせき/たなばた) 五節句 7月7日

 

五節句も七夕を迎えると、今年もすでに半分が過ぎたのかと驚かされる。
願いの書かれた短冊が竹の枝を飾る風景に、
本格的な夏の季節の始まりを感じる。
花火や夏祭りが気になりだすこの時期に、 
希望に満ちた多くの願いが登っていく空を見上げながら、
暑くとも素敵な夏になることに想いを馳せる。

2025年6月21日土曜日

夏至 (げし 二十四節気の10番目)

 

梅雨に入ったはずなのに真夏のような暑さが襲ってきた芒種からの二週間。
自分の居る空間を快適にしようとエアコンを稼働させて、
その代償として吐き出される熱が都市をより暑くさせる。
利己的に快適性を求める結果、
都市や地球全体が、生物の住める環境ではなくなりつつあるのを実感する。
そんなことはお構いなしに、中東では緊張感が高まり、
都市が破壊される姿が日々報道されている。
一年で最も太陽が高く昇り、昼間の時間が最も長くなる日である夏至に、
一体どんな未来を想像できるのだろうか。
 

 




蟹座 (Cancer,キャンサー, 巨蟹宮,水) 6月22日-7月22日



 
ヨーロッパから戻ってすぐに始まった双子座の一か月。
時差を戻し、体調を整えながら過ごす中で、 
チャンピオンズリーグではPSGがついにビッグイヤーを手にし、
全仏オープンではこの先長くライバル争いを見せてくれるであろう、
アルカラスとシナーとの大激戦に心を震わせた。
急激に暑さを増してきたこれからの一か月は、
身体と心のバランスに注意しながら、
蟹の様にじっくり観察しながら進むことを意識する。
 



 

2025年6月5日木曜日

芒種 (ぼうしゅ 二十四節気の9番目)

 

今年は大仏蛍を見て夏の到来を感じることは叶わないが、
地元に戻って懐かしい友人達との再会が待っていると思うと、
楽しみの多い芒種の始まりである。
パリ・サンジェルマンがその圧倒的な創造性と破壊力で初のビッグイヤーを獲得し、
可変性を取り汲んだフォーメーションの新しい美しさを見ることができた。
今週末に迫った全仏オープンもいよいよベスト4が出揃い、
BIG4の残り一人となったジョコビッチと、シナー、アルカラスという、
次世代のトップ二人との対決がどのような結末になるのか、
寝不足の続く一週間になりそうである。




2025年6月1日日曜日

端午节

 

家でふとした時に感じる視線の持ち主が、
このパンダであることがある。
少し足を止め、気持ちを落ち着けてと言われているような気がする。
 
端午节
たまにはゆっくりを過ごすことにする。






2025年5月21日水曜日

双子座 (Gemini,ジェミニ, 双児宮,空気) 5月21日-6月21日

 

アブダビ、イスタンブール、ミラノ、ベネチア、アムステルダム、ロッテルダムと、
何かと忙しなく移動を繰り返した牡牛座の一か月を経て、
徐々に夏の気配が色濃くなる双子座の季節では、
CLリーグも決勝を迎え、全仏オープンでは誰が新しい赤土の王に名乗りを上げるのかなど、
スポーツの世界でも楽しみな対決が目白押しとなる。
生活のリズムを取り戻し、本格的な夏への体力を蓄える一か月としていきたい。






小満 (しょうまん 二十四節気の8番目)

 

ベネチアではオフィスでキュレーションを担当した中国の開幕を迎え、
中国館の一部として制作した室外インスタレーションもなんとか完成した。
アーセナルで展示していたインスタレーションも含め、
今回のビエンナーレでは今までとは違った時間を過ごすことができた。
その後Fenix Museumのオープニングに参加するためロッテルダムに向かい、
Nieuwe InstituutでのMADの個展も合わせて開幕し、
刺激の多い立夏の二週間を経て北京に戻り迎えた小満。
暑くなる季節に備え、乱れた生活と体調を整える二週間にしよう。


 



2025年5月5日月曜日

立夏 (りっか 二十四節気の7番目)

 

暦の上では夏の始まりを告げる立夏。
飛行機がキャンセルになったことで、思いがけない出会いがあり、
イスタンブール、ミラノと巡ってやっと到着したベネチアで迎える。
ビエンナーレの季節を迎えると、二年という月日が如何に早く過ぎたかを感じるが
懐かしい友人との再会を楽しみつつ、迷宮の様なこの街を歩きながら、
これから迎える夏が健やかで爽やかな季節になることを願う。





2025年4月20日日曜日

牡牛座 (おうしざ,Taurus, 黄道十二宮の2番目, 4/20-5/20)

 

少し首を傾げた牡羊座を眺めながら過ごした一か月。
「お疲れさま」と「また来年」と伝えながら牡牛座へと席を譲ってもらう。
実家の桜も見事に咲き誇ったかと思えば、
あっという間に花を落とし、その下からは緑の葉が顔を覗かせる。
この牡牛座の季節は移動が多く、様々なイベントも多い季節となりそうであるが、
牛の様にゆっくりでも自分のペースを乱すことなく、
様々な考えを吸収して夏に迎えるような季節にする。