2025年8月7日木曜日

立秋 (りっしゅう 二十四節気の13番目)

 

二十四節気を追っていると、昨年のこの時期や、
ひとつ前の節気からの2週間を自然と振り返ることになる。
昨年の今ごろ、私はどこにいて、何を考えていたのか。
そして、この2週間でどんな出来事を経験したのか。

東北の夏を彩る竿燈まつりやねぷた祭りを体験することができた今年の夏も、
立秋を迎え、暦の上では秋へと移ろっていく。
これからの2週間は、甲子園の熱戦が心を震わせてくれる時間になるのだろう。
新たな勝者が決まるころには、すでに秋の気配が漂いはじめているに違いない。 


やがて訪れる「収穫の秋」へとつながるような時間となることを願いながら、
この季節を丁寧に過ごしていきたい。 


 




2025年7月23日水曜日

獅子座(Leo,レオ, 獅子宮,火) 7月23日~8月22日

 

                                    夏の極みである夏至と共に始まった蟹座の一か月。
                ローランギャロスの悔しさを糧に、しっかりと対策をとってきたシナーが、
            決勝の舞台で アルカラスを圧倒し、初のウインブルドンのタイトルを獲得した。
                                    フォーマットを変えたクラブ・ワールドカップでは、
                                           CLを圧勝したPSGが順当に決勝に勝ち進むも、
                                チームの変革が進みつつあるチェルシーに圧倒されるなど、
                既に次のシーズンに向けて様々なものが動き出していると感じさせられた。
                    獅子座の季節が始まると、地方予選から一気に甲子園へと熱が向く。
                            今年は夏はその先に繋がるような過ごし方をしたいと願う。
 




 

2025年7月22日火曜日

大暑 ( たいしょ 二十四節気の12番目)

 


                                                           鉄道網が世界を覆う前は、
                                        多くの人類が海を経て違う都市へと移動していた。
                                            海からアプローチする都市がどんなものか、
                               そんなことを海の上で考えることになった今年の小暑の季節。
                                                360度見える海の上で眺める夕日や満月は、
                                                    なんだか特別なものに感じるのと同時、
                                                陸が見えた時の安心感もまた格別であった。
                                             夜空に咲く花火をイメージした大暑の木彫り。
                                                 今年はまた違った夏の祭りを体験しよう。



 





2025年7月7日月曜日

小暑 (しょうしょ 二十四節気の11番目)

 

観測史上最速の梅雨明け宣言を経験した今年の夏至の季節。
驚くほど遅くなった日の入りと共に、
昼間は毎年更新されるような暑さに苦しまれながらも、
地球と太陽の関係性は、確実に冬に向かって進んでいく。
窓辺に掛ける風鈴をイメージした小暑の木彫り。
チリンチリンと涼し気な音に、
ピークを過ぎた季節の移り変わりを感じる二週間にしたいものである。 





七夕(しちせき/たなばた) 五節句 7月7日

 

五節句も七夕を迎えると、今年もすでに半分が過ぎたのかと驚かされる。
願いの書かれた短冊が竹の枝を飾る風景に、
本格的な夏の季節の始まりを感じる。
花火や夏祭りが気になりだすこの時期に、 
希望に満ちた多くの願いが登っていく空を見上げながら、
暑くとも素敵な夏になることに想いを馳せる。

2025年6月21日土曜日

夏至 (げし 二十四節気の10番目)

 

梅雨に入ったはずなのに真夏のような暑さが襲ってきた芒種からの二週間。
自分の居る空間を快適にしようとエアコンを稼働させて、
その代償として吐き出される熱が都市をより暑くさせる。
利己的に快適性を求める結果、
都市や地球全体が、生物の住める環境ではなくなりつつあるのを実感する。
そんなことはお構いなしに、中東では緊張感が高まり、
都市が破壊される姿が日々報道されている。
一年で最も太陽が高く昇り、昼間の時間が最も長くなる日である夏至に、
一体どんな未来を想像できるのだろうか。
 

 




蟹座 (Cancer,キャンサー, 巨蟹宮,水) 6月22日-7月22日



 
ヨーロッパから戻ってすぐに始まった双子座の一か月。
時差を戻し、体調を整えながら過ごす中で、 
チャンピオンズリーグではPSGがついにビッグイヤーを手にし、
全仏オープンではこの先長くライバル争いを見せてくれるであろう、
アルカラスとシナーとの大激戦に心を震わせた。
急激に暑さを増してきたこれからの一か月は、
身体と心のバランスに注意しながら、
蟹の様にじっくり観察しながら進むことを意識する。