2025年4月20日日曜日

牡牛座 (おうしざ,Taurus, 黄道十二宮の2番目, 4/20-5/20)

 

少し首を傾げた牡羊座を眺めながら過ごした一か月。
「お疲れさま」と「また来年」と伝えながら牡牛座へと席を譲ってもらう。
実家の桜も見事に咲き誇ったかと思えば、
あっという間に花を落とし、その下からは緑の葉が顔を覗かせる。
この牡牛座の季節は移動が多く、様々なイベントも多い季節となりそうであるが、
牛の様にゆっくりでも自分のペースを乱すことなく、
様々な考えを吸収して夏に迎えるような季節にする。




穀雨 (こくう 二十四節気の6番目)

  

    春の6つの24節気も最後の穀雨を迎えた。
この二週間が過ぎると夏のはじまりを告げる立夏となる。
立春からのこの3か月は多くの感情を抱いた季節だったと振り返る。
今までの人生で一番多くの桜を見ることができた清明を経て、
夏への準備を整える穀雨の季節を迎える。
冬の季節に温もりを与えてくれた冬の衣服を整頓し、
衣替えをしながら外で過ごすことの多い季節の準備していこう。







2025年4月4日金曜日

清明 (せいめい 二十四節気の5番目)

 

沖縄ではこの季節に先祖供養の清明祭(シーミー)が行われるというが、
 中国では24節気の清明の時期が清明节(チンミンジエ)と呼ばれ、
 地元に戻り家族でお墓の掃除をする習慣が残る。  
 文化や慣習が軽やかに海を越え、広がりを持っていったかがよく分かる。
 様々な濃さを持った染みが何重にも重なりあう世界に国という境界が引かれていくのだが、
 やはり陸や海を渡った人を介して様々な文化が広がっていき、
 その先に今の我々が生きているんだということを考える、そんな清明の季節にしたいものである。