街中でたまに見かける「冀」のナンバープレート。なんだか日本語の「糞」に似ているのでなんとなく目で追ってしまうのだが、妻は自分で「一日に三回冀を見かけたらラッキー」と決めているらしく、助手席に出一喜一憂にしている姿を良く見かける。
「冀」は北京を取り巻くように位置する河北省のナンバープレートで「jì」と発音され、希望の「希」の元となった漢字である。
ちなみに北京市の車には如何にもプライドの高そうな「京(jīng)」。天津市にはそのまんまの「津(jīn)」。略称との関係をまとめてみると下記の様になる。
北京市 : 京(jīng)
天津市 : 津(jīn)
上海市 : 沪(滬)(Hù)
重慶市 : 渝 (yú)
河北省 : 冀(jì)
山西省 : 晋(晉)(Jìn)
遼寧省 : 辽(遼)(liáo)
吉林省 : 吉(jí)
黒竜江省 : 黑(黒)(hēi)
江蘇省 : 苏(蘇)(sū)
浙江省 : 浙(淛)(Zhè)
安徽省 : 皖(Wǎn)
福建省 : 闽(閩)(Mǐn)
江西省 : 贛(gàn)
山東省 : 魯(鲁)(lǔ)
河南省 : 豫(yù)
湖北省 : 鄂(È)
湖南省 : 湘(Xiāng)
広東省 : 粤(Yuè)
海南省 : 琼(瓊)(qióng)
四川省 : 川(chuān)
貴州省 : 黔(qián)
雲南省 : 滇(滇)(Diān)
陝西省 : 陝(Shǎn)
甘粛省 : 陇(隴)(Lǒng)
青海省 : 青(qīng)
チベット自治区 : 藏(cáng)
広西壮族自治区 : 桂(guì)
内モンゴル自治区 : 内蒙古(nèiměnggǔ)
寧夏回族自治区 : 宁(寧)(níng)
新疆ウイグル自治区 : 新(xīn)
香港 : 香(xiāng)
マカオ : 澳(ào)
「魯」や「晋」など古代王朝の名残を残すあたりは、日本で言えば旧国名といったところであろうが、やはりこういう名前のところの方が人気があるのだろうと思ってしまう。
外部のナンバープレートが北京に入るためには許可証が必要なために、普段は他の地域の名前を見ることはほとんどないが、その中でもたまに目にするのは「冀」や「津」や「魯」といった近場が多いが、たまに「鄂」や「沪」を見かけると「おいおい、遠出してきたねぇ」となんだか微笑ましく見てしまう。
略称を見て、その土地の地理的関係性を理解し、されにその土地の歴史的背景をなんとなく思い浮かべることができるようになれば、なかなかのものだろうとできるだけ多く、現地にてそれらの「略称」を見かける様な一年になるようにと願うばかりである。
「冀」は北京を取り巻くように位置する河北省のナンバープレートで「jì」と発音され、希望の「希」の元となった漢字である。
ちなみに北京市の車には如何にもプライドの高そうな「京(jīng)」。天津市にはそのまんまの「津(jīn)」。略称との関係をまとめてみると下記の様になる。
北京市 : 京(jīng)
天津市 : 津(jīn)
上海市 : 沪(滬)(Hù)
重慶市 : 渝 (yú)
河北省 : 冀(jì)
山西省 : 晋(晉)(Jìn)
遼寧省 : 辽(遼)(liáo)
吉林省 : 吉(jí)
黒竜江省 : 黑(黒)(hēi)
江蘇省 : 苏(蘇)(sū)
浙江省 : 浙(淛)(Zhè)
安徽省 : 皖(Wǎn)
福建省 : 闽(閩)(Mǐn)
江西省 : 贛(gàn)
山東省 : 魯(鲁)(lǔ)
河南省 : 豫(yù)
湖北省 : 鄂(È)
湖南省 : 湘(Xiāng)
広東省 : 粤(Yuè)
海南省 : 琼(瓊)(qióng)
四川省 : 川(chuān)
貴州省 : 黔(qián)
雲南省 : 滇(滇)(Diān)
陝西省 : 陝(Shǎn)
甘粛省 : 陇(隴)(Lǒng)
青海省 : 青(qīng)
チベット自治区 : 藏(cáng)
広西壮族自治区 : 桂(guì)
内モンゴル自治区 : 内蒙古(nèiměnggǔ)
寧夏回族自治区 : 宁(寧)(níng)
新疆ウイグル自治区 : 新(xīn)
香港 : 香(xiāng)
マカオ : 澳(ào)
「魯」や「晋」など古代王朝の名残を残すあたりは、日本で言えば旧国名といったところであろうが、やはりこういう名前のところの方が人気があるのだろうと思ってしまう。
外部のナンバープレートが北京に入るためには許可証が必要なために、普段は他の地域の名前を見ることはほとんどないが、その中でもたまに目にするのは「冀」や「津」や「魯」といった近場が多いが、たまに「鄂」や「沪」を見かけると「おいおい、遠出してきたねぇ」となんだか微笑ましく見てしまう。
略称を見て、その土地の地理的関係性を理解し、されにその土地の歴史的背景をなんとなく思い浮かべることができるようになれば、なかなかのものだろうとできるだけ多く、現地にてそれらの「略称」を見かける様な一年になるようにと願うばかりである。
0 件のコメント:
コメントを投稿