2013年12月31日火曜日

New Year's Eve


早朝7:30に南国から極寒の北京に到着すると、進行中のプロジェクトの進みがよくないとSNSで怒り狂っているパートナーのコメントをみつけ、しょうがないので一度家に帰り、体調を気遣う妻をおいてそのまま出勤する事に。

何とか軌道修正し、結局通常出勤の様に夜の8時まで仕事をしてしまい、フラフラになりながら帰宅する。約束していた友人の家でのカウントダウンの為に、束の間の睡眠も取れずに他の友人と合流して中心地の景山公园近くの胡同に位置する友人の家に。

一緒に行ったドイツ国籍のインドネシア人の建築家の友人。伺ったのはオペラのメンターご夫妻のお宅。まだ他のゲストが来ていないということだったので、早速屋上のテラスにあがり、話をつけてあるというお隣のフランス人のテラスへとフェンスをよじ登りあがっていく。

鍋で熱々にしていてくれていた様々なスパイスを入れたホットワインをいただきながら、すぐ近くに見える景山公园など大晦日だというのに何とも静かな周囲を監察していると、徐々に他のゲストの方も到着。

医者をされている奥さんの同僚のアメリカ人医師とそのガールフレンド。以前にそのアメリカ人とはご飯を食べていたので、久しぶりと挨拶をし、以前つれていた「高校生の娘さんは?」と聞くと「どこかで踊りまわっているよ」と嬉しそう。

続いて同じくアメリカ人ドクターが来て、他にも病院で通訳などをされているという日本人、韓国人、中国人の女性達も合流し、再度テラスにてホットワインとライス・プディングをいただき、メンターの生まれであるスコットランドのしきたりだと言う。

カウントダウンまでそれぞれ気ままに話をして、深夜間際に再度テラスに上がり、英語、日本語、韓国語、中国語での「蛍の光」斉唱。もともとはスコットランドの民謡だとはじめて知る。

そんなこんなでカウントダウン。一通りお祝いしたら、皆ぞろぞろと家路についていく。そんな中最後に残った我々は気の置けないメンターご夫妻と4人だけで、様々な話に華を咲かせ、そろそろ丑三つ時も近づいてきたのでということでお暇し、眠気がすっかり冷めるような凍てつく寒さの中をスクーターで家路につくことにする。







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