2013年7月21日日曜日

猿田彦神社(さるたひこじんじゃ) 不明 ★


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所在地 三重県伊勢市宇治浦田
主祭神 猿田彦大神(さるたひこのかみ),大田命
社格  無格社・別表神社
社殿の様式 妻入造
創建  不明
機能  寺社
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やっとたどり着いた伊勢の街。今年の式年遷宮の為か、市内は溢れかえらんばかりの観光客の姿。内宮、外宮に行ったらさぞや凄い人だろうと思いながら、ナビに誘導されて見えてくるのは猿田彦神社の看板。

道を挟んだ大きな駐車場は内宮への参拝者が利用するものらしいが、車を入れて駐車場代の500円を支払い道を渡って見えてくる猿田彦神社の鳥居。何でもこの猿田彦神社。ご祭神である猿田彦大神は天孫降臨(てんそんこうりん)を啓行(みちひらき)したとされ、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) をご案内した後、天宇受売命(あめのうずめのみこと)と一緒にこの五十鈴の川上の地に戻り、全国の開拓にあたったという。

その伝承からこの猿田彦大神は「みちひらき」の神様として有名で、ものごとの最初に出現し、万事を最も良い方向へと「おみちびき」する神様として信仰が厚いという。

自分の人生も良い方向へと「みちひらき」してもらおうと参拝をし、本殿の横から裏に回ると、ぽっかりと開ける場所に見えるのが御神田。綺麗な色に実った稲が、風を受けて左右に揺れる。

再度境内に戻ってくると、その先に見えるのが、本殿と向き合うように建つ境内社である佐瑠女神社(さるめじんじゃ)。境内にとにかく女性の姿が多く、猿田彦神社というよりは、こちらの佐瑠女神社への参拝に列を成しているところから、恐らく「恋愛成就」の神様なんだろうと想像する。

なんでもこの佐瑠女神社(さるめじんじゃ)。御祭神が天宇受売命(あめのうずめのみこと)といい、天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にお隠れになった時に扉の前で舞い踊り、扉を開け大御神が再び現れることに成功した神と言うことらしい。

そんな所以の貯めに、芸能の神として信仰され、その後国猿田彦と夫婦となり、今でも同じ境内に神殿を構え祀られているという。そして器の大きい気の良い女性の象徴とされ、又縁結びの神様として厚く信仰を集める女神様だということ。

いつの世でも女性の一番の関心後とはやはり恋愛なんだなと思いながら、やはり女性の方がより神頼みという、物事を受け入れる能力に長けているんだろうと思いを馳せる。境内にチラホラ見える男性は、どちらかと言えば自分と同じく、本殿にカメラを向けるタイプの人間が多い。

20年というと新しい世代が社会の中心となるのに十分な時間であるのと同時、少女だった子供達が、素敵な恋愛相手に出会える事を願いに来る年頃になる時間でもある。次の式年遷宮の時もまた多くの参拝客を集めるのだろうと思いながら、次の参拝地へ向かう事にする。












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