2013年7月20日土曜日

新宮城(しんぐうじょう) 1618 ★★


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所在地 和歌山県新宮市新宮字丹鶴
城郭構造  平山城
別名  丹鶴城(たんかくじょう)
築城主 浅野忠吉
築城  1618
機能  城郭
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熊野速玉大社に参拝し終え、順番的には新宮城、阿須賀神社、神倉神社だなと思いながらナビに指示されるままに走っていく。この新宮城(しんぐうじょう)跡、現在は丹鶴城公園として整備されている。

近くに車を停めて、入口に向かうと早速急な石階段。随分平坦な住宅地に、よくこれほどの丘が残っていたなと思いながら、吹き出る汗をタオルで拭きながら一歩一歩前へと足を進める。

観光地として整備されているわけでもなく、石階段は当時の面影を残すかのようにかなり粗く造られているので、その一段一段もかなり厳しい。階段が地形がそのまま階段化された過程を感じながら先を進む。

炎天下のなか、更に噴出す汗を感じていると、ポッと風景が開けて平坦な場所にでる。ここが城跡だというのも分かるような広さの空白。奥には石垣の跡らしきものが見えている。

端に近づくと、新宮市の街並みが下に広がる素晴らしい景色。なんでもこの新宮城丹鶴山と呼ばれる小高い丘に築かれた城であるのだが、その名の由来はここに源為義と熊野別当の娘の子である丹鶴(たんかく)姫の住まいがあったからという。

海があり、城があり、歴史を感じさせる聖域があり、清き川が流れる。良い町の条件のすべがこの場所にはあるんだと思いながら、険しい石段を降りることにする。











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