2012年2月18日土曜日

WAA DIPLOMA 2011


 「WAA DIPLOMA 2011」 のギャラリー・トークを聞きに行って来た。

せっかくなので、今は日本人の女性と結婚して東京で趣味の武道を学んでいるザハ事務所で同僚だったアメリカ人を誘って一緒に行く。一つ一つの作品をテーマ、コンセプト、敷地、方法論などを説明し、講評会のやり方などについて議論する。

彼が一時期通っていたスイスの大学では、講評会では必ず外部の建築家などが招聘され、発表をした学生はその後脇に下がって、後は指導員と他の教授、そして招聘された外部の建築家の間で議論が行われ、それを学生はただ見ているという。

基本的には指導担当の先生が、責任を持って学生を援護し、それに対して自由に他の建築家から厳しい意見が述べられ、公平な立場として建築の作品に対してクリティックが行われると言う。

プレゼンテーションについては、AAスクールは完全にぶっ飛んでいるが、世界中の90%の建築関係の学校はどこも似たりよったりで、この様なフォーマットのプレゼンだろうと、以外にシニカルな反応。

鈴木了二氏×赤坂喜顕氏によるギャラリートークに合わせるように、1,2年生や卒業生も集まってきたのか、かなりの人数に膨れ上がる会場。

トークの後には会場で簡単な食事とワインが振舞われ、今年もまた3年間の学生生活から解放された学生のほっとした表情を眺めて一年間の終わりを感じる。

















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