2011年8月11日木曜日

ストックホルム ①



「大きくなって帰ってきます!」と宣言し、思ったより肌寒いヨーロッパの旅に耐えうるために、クリスティーナからコートを借りた妻と二人で次の目的地・北欧に向かうためにガトウィック空港へ。

シティ
スタンステッド
ガトウィック
ヒースロー

日本ではあまり知られていないが、ロンドンには主要な4つの空港がある。シティから一番近いからビジネスに便利だったり、LCCの発着が主だったり、ヨーロッパ以外の国際便メインだったりと、それぞれに特徴がある。

初めてロンドンから別の国に飛んだのはスタンステッド空港からだったのを思い出すと、やはりLCCのリスボン行き便だったとなんだか懐かしい。

空港で各国対応のマルチプラグを買い込み、旅行前に入念に手配したチケットを確認し、便に遅れも無くロンドンを後にし向かうのは北欧の国スウェーデン。

流石に肌寒い空港はストックホルムからかなり距離があるということで、どうしたものかと周りを見渡し、なんとなく皆シャトルバスで市内に向かうようだと察知してチケット購入。

なんとものどかな景色を見ながら揺られること2時間近く、これは遠いなぁと思っていたら徐々に風景が変わっていく。魔女の宅急便のモデルとなった町。と言われるだけあって、「小さいころーは・・・・」と調子に乗って口ずさむと、隣で妻が「外れてるよ」とくすくす笑っている。

バスが到着するターミナル近くにあるストックホルム・ウォーターフロントを眺め、やはり北欧らしい建築だなと感じながら、近くのホテルにチェックイン。こちらの内装もなんだかやはり北欧らしいと感じてしまう。それは何故だろうと暫く考えるが、とにかく日が暮れる前にとお勧めのレストランをフロントで聞いて街を散策してみる。

太陽高度の低い北欧だけに、まぶしいことを避けるためにかかなり低くて出の長い庇が多いのに驚きながら、そのお陰でゆったりとした歩道と、同じくゆったりとした広場の空間にやっぱり北欧らしいなぁと一人でブツブツ。

ちょうどファッション・ウィーク真っ最中だったようで、町中ではお洒落に着飾ったモデルのような若者がいろんなイベントやパーティーを開催している。そのほとんどが男女問わずにスラッとしてスタイルも良い美男美女ばかり。しかも皆お洒落で、誰もがギャルソンのようなフワッとした服に身を包んでいる感じ。

進められたレストランは、そんな彼らのイベント会場の一角でもあるらしく、レストランの中はこれぞ本当のイケメン・パラダイスと言わんばかりの美男美女の波。「これは見てても飽きないわ・・・」という妻の声にもなんだか納得してしまうそのクオリティに、やっぱり北欧っぽいわ・・・とまたまた納得しつつ更けていくストックホルムの夜。
















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