2016年11月7日月曜日

「インデペンデンス・デイ リサージェンス」 ローランド・エメリッヒ 2016 ★


「インデペンデンス・デイ」と言えば、SF映画の中でもかなり記憶に残る作品であるのは間違いなく、その続編ということで、きっと前回以上の衝撃と、「インターステラー」 のように科学と想像力に裏打ちされた映像を見せてもらえるのかと期待した作品であったが、その期待はあっという間に破壊される一昨である。

前作より20年後に設定された世界において、また宇宙人が地球に現れ攻撃を仕掛けてくるのに対し、再度人類は手をとりあってそれに立ち向かうという、なんら新しさの感じられぬ脚本に、物理的にも、映像的にも、そして物語的にも前作を超える要素はまったく見受けられず、「まさかここまま終わるはずはないだろう・・・」と最後まで期待を失わずに観続けるが、その期待は報われること無く終わる一作である。





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