2016年2月13日土曜日

早吸日女神社(はやすいひめじんじゃ) 701 ★★


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所在地  大分県大分市佐賀関
主祭神  八十枉津日神(やそまがつひのかみ)
創建  伝・大宝元年(701年)
機能  寺社
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雨模様の朝、宿を出て大分を抜けて一気に東に向かう。せっかく大分に来ているのだから、美味しい海の幸を食べたいと。そしてできるなら旬の地場のものをということで、東の佐賀関に向かい、世に知れた関サバを食べようという訳である。それにしても、これだけ高速を飛ばして走ってきたのにも関わらず、それでもまた大分市の一部だというから、その広さに驚く。

途中、道の駅で下調べをし、ランチで関サバ定食を頼めるお店を見つけ、雰囲気のより漁港の前を通り過ぎて向かうのは、古くからこの佐賀関の守り神としてこの地に鎮座してきた早吸日女神社(はやすいひめじんじゃ)。

カメラを持って境内へと向かっていくと、丁度社務所から地元のおばあさん二人組みが出てきてすれ違い、「あら、新聞社の方みたいね」と呟いているのが聞き取れる。恐らく観光でここに訪れる人は相当に少ないのだろうと想像する。

境内はうねるようにして奥へ奥へと広がっていき、背後に こんもりとした社叢を持つ本殿が最後に現れる。何でもご神体の神剣は、かつて海底にいた大きな蛸が守護していたものとされ、この神社では一定期間蛸を食べないことで願い事を行う「蛸断祈願(たこたちきがん)」という行事があるという。という訳は、普段はどれだけ蛸を食べるのだろうかと思ってしまうが、いかにも漁師の町の神社らしい話である。

















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