2015年2月20日金曜日

渋滞のイメージ

渋滞にはまるとどうしてもイメージしてしまうことがある。

それは、身体を流れる様々な血管。それが一部詰まりを起こし、スムースに流れない。
そこから徐々に詰まりを発生させる物質が大きくなり、徐々に詰まりが大きくなる。

それに伴い、他の場所でも影響が出て、身体全体のバランスが崩れる。
頭痛が起こり、吐き気を催す。
そしてある日、限界点を超えた欠陥はとめどなく流れる血液の圧力に屈して破裂する。
一瞬の痛みを感じるが後は気を失い全体の生命活動を終えていく。

そんな痛々しい姿。

渋滞が何か一時的な原因に拠るものなら恐らくそんな想像はしないのだろうが、
明らかに現在目の前に見えている渋滞は社会の構造的なものに起因し、
それをどうにか取り除かない限り、詰まりはどんどん酷くなるばかり。

コンビニと同じくらい日本全国どこに行っても出くわす同じ風景になったこの渋滞。
聞きなれた臨界点ということばだが、この渋滞のストレスが臨界点に達するのも遠い日ではないだろう。

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