2014年2月2日日曜日

鰐淵寺(がくえんじ) 594 ★★★


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所在地 島根県出雲市別所町
山号  浮浪山
宗派  天台宗
創建  594
開基  伝・智春、推古天皇
別称  鰐山
機能  寺社
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出雲の国と言えば出雲大社を中心とした神道の街という印象があるが、やはり神仏習合の歴史を持つ日本。これだけ神社が勢力を持った地域なら、それに対を成すような立派な寺院もあるはずだと調べてみると、やはり出雲大社と密接な関係を持ち、別当寺を務める寺院が存在する。それがこの鰐淵寺(がくえんじ)。

ちょうど出雲大社から山一つ隔てた場所に建立されたこの鰐淵寺は出雲北部の山深い位置に建立され、松江生まれの弁慶が若かりしころこの寺院で修行したことでも知られる修験行場である。

またしても濃くなってきた霧が立ちこめる中、山奥の為に道が狭くなり、その為に車での参拝者は随分手前の駐車場に車を停めて徒歩にて道を進んで山門へとたどり着くことになる。「どれほど歩くことになるのだろう・・・」と思いながらかなり急な道を歩いていく。

道の脇には、山の奥から湧き出た水が清流となり長い年月をかけて岩の角を落としていって滑らかな表面をなった美しい川の流れを楽しみながら、空中に浮かぶ水滴の中を歩き、その靄の中から現われる山門。

入山料の500円を入口の箱の中にいれ、急勾配の石階段を上がり本堂へ参拝。ここで若き弁慶が毎日上り下りしながら、修行の中で足腰を鍛えていたのかと思いながら、足元に気をつけながら階段を下りて、誰にもすれ違うことのない道を再度降りて駐車場へと戻ることにする。

























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