2013年12月18日水曜日

やり残し

年末が近づくといくら太陽暦を使わないこの国で生活をしていて、元旦が大きな意味を持たない日常の中にいても、やはり身体にしみこんだ習慣からはなかなか脱却できず、どうしても今年一年を振り返ることになる。

その視線の向かう先は当然のことながら、毎年同様に、「できたこと」よりも「出来なかった」ことになる。

この一年で購入した建築関係の専門書の中で読んだ本は恐らく3分の1にも達していないだろうし、文庫や新書などを含めたその他の本を合わせても、購入したものの半分以下しか読みきってないかと思われる。

その読みきった中でどれだけ自分なりにまとめて言葉として外部化できたかを考えると、恐らく3分の2がいいところだろう。

同じように見た映画、実際に見にいった建築、足を運んだ展覧会や舞台などを考えてもやはりほとんどが遣り残しているものばかり。

残りも後何日とカウントダウンできるようになってしまった2013。何か新しいものを身体に入れて過ごすのではなく、身体に入ったものをしっかりと消化する事の方がよっぽど重要だと自分を嗜めながら時間を過ごすこととする。

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