2012年4月16日月曜日

裏切るのは自分のやる気


「語学は裏切らない」
いつも裏切るのは自分のやる気。

「今回こそは」

と思って開始するが、いつも学習が終わるのは、
何かにつけての言い訳を自分に向かって投げかけるうなだれた自分のやる気。

「だって人間なんだもん」

と、意志の弱さを受け入れて、
今度はそれなりの対策を練ることにする。

如何にやる気を持続させる方法を見つけるか。

自分だけでは簡単に楽をしてしまうなら、
そこに求められるのは他人の存在。
外部からの強制力。

学校という毎日の強制力と、
クラスメイトという共に上達すべく仲間の存在。

最近読んでる本に出てきた言葉。

「楽しい事を追求するだけが人生じゃない。そもそも人生というのはつまらんものだ。若いうちなら勢いで突っ走れる。なんにでも夢中になれる時期がある。それがそのうちに惰性になり、世間のしがらみに絡めとられて、何が面白いのか分からなくなる。しかし、本当の勝負はそこから始まるんだ。つまらん人生に花を咲かせるのが本当の才覚で、モチベーションが希薄になったなんて愚痴を言ってるうちはまだ半端者だ。砂漠のような人生に大輪の花を咲かせることのできる人間こそ一流だ。」

そんなことを思いながら、

「一時間しか通えなくても独学ではなくてクラスメイトが欲しいんだ。
一対一のクラスでは得られないやる気の持続システムが必要なんだ。」

と学校の担当者に伝え、結局3時間ある午前のクラスの1時間目だけクラスに入れてもらうという変則的なところで着地し、浪費のない授業料にしてもらう。

今度は裏切り抑止装置の裏切り抑止が必要無いように、
しっかりと学生の身分を楽しむことにしようと白綿飛び交う春の北京空の下、
オフィスに向かって自転車を走らせる。

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