2009年2月9日月曜日

新年快楽


















中華新年も明けて、久々に北京に戻ってくると、仕事のパートナー二人が一緒にやろうと花火を用意してくれていた。お粥の海鮮火鍋を食べた足で、近くの公園に向かい、佇むカップルに了解を得て、いざ花火。何が入っているのだろうと開けそうになる大きな箱の横には申し訳なさそうに点火線。火をつけると16連発の立派な打ち上げ花火。こんな花火が市販されているのも凄いが、火薬量に比例してかなりの音量。近くに停めてある車の防犯装置が反応するだけでなく、もちろん近くにいた管理者も注意を言いにくるのだが、春節最後の花火に一緒になって見上げる。さすがは中国。

「玉屋、鍵屋」の掛け声はないが、寒空に広がる打ち上げ花火の輪と、警察がやってきそうになって、一緒に大笑いしながら逃げるパートナー達の顔を見て、この地でどれだけ大きなものをもらっているかと改めて実感。そして、新しい年の新しい挑戦に気合いを入れなおす。

1 件のコメント:

  1. 初めまして、早稲田大学院石山修武研究室に所属する香月真大と申します。たまたまMADに興味があって早野さんが早稲田出身ということもありメールさせて頂きました。

    突然連絡をしてこのようなことを聞くのは失礼かと思いますが就職活動をしていて中国にものすごく興味を持っています。磯崎さんの上海アトリエの方といろいろと話しているのですが、実際に中国では設計の仕事をするに当たって大変であったことはありますか?

    上海にこの前行ったのですが中国の発展の仕方は尋常でないと感じました。間違いなくこの国は20年後には世界の大国になると思っています。

    返信削除