2025年8月23日土曜日

処暑 (しょしょ 二十四節気の14番目)

 

今年の甲子園で見せた県立岐阜商業の清々しい活躍は、
昨年夏の大社旋風や2018年の金足旋風を思い起こさせた。

野球が好きで、個性豊かなメンバーたちがそれぞれの持ち味を発揮し、
これまでの練習を信じて、バットを短く持ちながらもプロ注目の強豪校投手の球を打ち返す。

地元出身者が中心となる公立校の快進撃は、
甲子園がなぜこれほど多くの人の心をつかむのかを物語っているようだ。

今年の大会では、多くの素晴らしい二年生が活躍した。
来年の夏への期待を膨らませつつ、沖縄尚学と日大三高による決勝を楽しむことにしたい。 


 




乙女座(Virgo,ヴァルゴ, 処女宮,土) 8月23日~9月22日

 

乙女座の季節に入るこの時期は、空気の中にうっすらと秋の気配が混じり始める。
振り返れば昨年の乙女座に入るこの日に甲子園の決勝が行われたが、
今年も雨で一日順延し、くしくも同じ日に沖縄尚学と日大三高との決勝が行われる。
ほとんどなかった梅雨の季節と暑い夏を経て、
それでも地球は確実に秋へと季節を推し進めていくのを感じるこの季節。
季節の巡りに取り残されないようにと、
前に向かって歩を進める秋になることを期待する。






2025年8月7日木曜日

立秋 (りっしゅう 二十四節気の13番目)

 

二十四節気を追っていると、昨年のこの時期や、
ひとつ前の節気からの2週間を自然と振り返ることになる。
昨年の今ごろ、私はどこにいて、何を考えていたのか。
そして、この2週間でどんな出来事を経験したのか。

東北の夏を彩る竿燈まつりやねぷた祭りを体験することができた今年の夏も、
立秋を迎え、暦の上では秋へと移ろっていく。
これからの2週間は、甲子園の熱戦が心を震わせてくれる時間になるのだろう。
新たな勝者が決まるころには、すでに秋の気配が漂いはじめているに違いない。 


やがて訪れる「収穫の秋」へとつながるような時間となることを願いながら、
この季節を丁寧に過ごしていきたい。