2012年7月14日土曜日

東京のお盆

8月には戻ってこれそうに無いという理由もあり、妻と自分の両方の実家での墓参りも今回の帰国の大きな目的でもあった。

帰国日がちょうど東京でのお盆の季節に当たるので、妻の実家に着いたらすぐに近くのお寺まで送ってもらい、妻のご両親と4人でお墓に手を合わせることができた。

が、妻に「東京のお盆に合わせてお墓参りができて良かったね」と言っても、

「東京のお盆が7月だなんて、聞いたことが無い」と、頑なに返され、

「きっとそれはご両親が地方出身だからだよ」と、やんわり返すが、

「周りでもそんなことは聞いたことが無い」と。

東京のお盆が七月って???

確かにテレビや会社の休みもお盆と言えば、8月の15日前後を指すものだとうえつけられているので、その来歴などはほとんど疑問を持たないとういことだろう。

江戸から明治に、農耕社会から近代社会に変化する過程で、暦との付き合い方も当然のように変化してきたのだと改めて感じることもまた、季節のある国だからなせることなんだとお墓を後にする。

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